あいさつ

中西 正司
(全国自立生活センター協議会代表)


 みなさまはじめまして。全国自立生活センター協議会の中西です。この当事者エンパワメントネットワーク、大きな看板出ていますけど、この団体について説明したいと思います。いま全国の障害者が団結して支援費の問題とか、自立生活運動の事とかやってまいりました。でもこれからは障害種別を超えて、この運動を進めていきたい。今日も知的、精神の方々がいらっしゃる。それから今後、行政のほうも施設から在宅への流れを支援していただけなければならないと思います。行政についてもこの当事者エンパワメントネットワークは、10回の連続セミナーをやっておりまして、先だっては仙台の方で浅野知事に出ていただき、また各県で地域移行を果たしていこうという行政のみなさんに出ていただきました。今回も宜野湾市長、地域支援にご熱心な市として参加いただいております。そしてわれわれは障害者だけではなく、高齢者もネットワークの中に組み入れていこうということで、高齢者生活協同組合というのもこのネットワークの仲間です。全国170都市で、高齢者自身が介護保険サービスをやってらっしゃる団体です。それからもう一つここに地域支援ネットワーク、これが知的障害者のネットワークで、全国300ヶ所でグループホームとかそれから作業所など、地域支援をやっていらっしゃる団体です。それらの団体のいまゆるいネットワークを作っていこうということで、その一環としてこのセミナーも位置付けられているということです。今回の最後にも共同アピール文、この当事者ネットワークからの共同アピール文を採択させていただきたいと思います。では今回のシンポジウム、よろしくお願いします。